一流シェフ御用達の国産うずら

国産うずらの歴史を変えるモトキの挑戦

珍味として扱われてきた日本のうずら食肉文化

日本でも古くからうずら肉は食されてきた歴史があります。 昭和40年代には囲炉裏端やバーベキューなどで多く流通していました。
やきとり店などではスズメなどと同じく珍味として提供されていました。しかし近年、うずらの体は小さく可食部が少ない上、小骨も多く食べ辛いなど、現代人の食文化に合わずに消費は減少していきました。
その中でも、うずらの持つ独特な味わいに根強いファンもいらっしゃるのこともあり、こだわりあるお店で希少素材として扱われていました。

西洋料理ではメジャーな食材のうずら肉

一方、イタリアンやフレンチなどの西洋食文化では、うずら肉はメイン料理にも使われるメジャーな食材です。
本来野生の山うずらを調理するジビエというジャンルでしたが、食用に適した品種に改良したうずらを農家が生産するようになり、世界に広く提供されるようになりました。
近年ではラム肉がスーパーで普通に売られるなど、牛・鳥・豚の家禽肉に飽き足らずに多種にわたる肉にスポットがあたる中、うずら肉への興味も増えています。

目指したのは本場を超えるうずら肉

うずらの魅力伝道師である株式会社モトキとして、西洋のうずら食文化を日本にも伝えたいという思いから、フランス・ブルターニュの生産者に直談判し、やっとの思いで許可を得て、2002年に日本で初めてフランス原種のうずらを輸入し飼育を始めました。
 私たちが日本に持ち込んだ理由は、フランス産の味を再現したかったのではなく、世界に誇る味わいを作り上げたいと考えたからです。そこに至るまでには多くの試行錯誤と失敗を重ねてきました。
その末に独自の飼育方法を確立し納得した品種に仕上げたのが「シャントゥ・カィユ」なのです。

シェフ御用達の国産うずら「シャントゥ・カィユ」

うずら肉の旨味を最大限に引き出す

「シャントゥ・カィユ」はうずら本来の旨味をしっかりと味わえることろが特徴です。実は、ヨーロッパで流通しているうずらは、ブロイラーのように早急に体を大きくさせて飼育期間を短く(約6週間)出荷されます。
肉質はやわらかく仕上がりますが、肉の味わいが熟成されておらずさっぱりとした味わいです。私たちは最低でも8週間以上飼育し、大人の体になるまでしっかりと育てることで、うずら肉本来の旨味を充分に引き出すことにこだわります。

唯一無二の食材をお探しではありませんか?

日本ではうずら肉は定番メニューにはなりにくく、スポットメニューで使われることが多い食材です。
うずら肉はとても繊細ですので、料理人の腕が問われる食材ともいわれています。
近年、「シャントゥ・カィユ」の唯一無二の味わいに魅了され、スペシャリテとして通年利用いただくこだわりのお店も増えました。
現在多くのお客様よりご注文のお話しをいただいておりますが、飼育羽数も限られているため、皆様のご要望にすべてお応えできない状況ですが「シャントゥ・カィユ」の旨味をしっかりと引き出していただける料理人様には、是非お問合せいただきたく存じます。

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